国府津-沼津間を、箱根の上を回って走っている御殿場線はかつて東海道本線の一部でした。
1934年に熱海駅-函南間丹那トンネルが開通し、東海道線は坂道が比較的緩い箱根の下を回るようになりました。
1943年には複線だったのを単線化して、その線路を横須賀線等の新しい路線に転用しました。そこで、昔は複線だったという形跡を探しに行きました。
[1]↑まず、山北-谷峨(やが)間にある谷間を走る区間にて。写真左側に線路1本分の平たいスペースがあるように見えますが、レールも枕木も残ってないので証拠としてはちょっと弱いです。
[2]↑次に、同じく山北-谷峨間をもう少し谷峨方面に進んだトンネルの入り口にて。あ、トンネルの左側に古いトンネルのようなものが・・う-んでもちょっと分かりづらいです。
[3]↑トンネルなら跡が残っている筈と思い、トンネルを探すことに。谷峨-駿河小山間にトンネルを発見。あ、ありました。この線路が敷いてあるトンネルの左にもトンネルが。これはどう見ても廃線の跡です!
[4]↑[3]のアップ。もしこのトンネルの中を歩いたら、何かが落ちていそうでとても気味悪いです。・・廃線跡の探検って結構面白いかも。
御殿場線(旧・東海道本線)の
国府津⇔沼津の間は、
「複線時代の跡」が、結構ありますよね!
山北⇔駿河小山の間は、
「トンネル跡」が7ヶ所(?)と、
「鉄橋の跡」が数ヶ所
確認できるようです。
尚、沼津⇔御殿場の間は、
「旧・上り線跡」のスペースが、
かなり鮮明に残っているのが
車内からでも確認できます!!
コメント by 9番 — 2005/12/22 木曜日 @ 22:38:27
今の時代では複線をわざわざ単線にするなんて、考えられませんね。
昔はきっと物資が不足していて他の線路に充当していたのでしょう。
それにしてもトンネル跡は気味悪かったです。白骨があっても不思議ではないような・・
コメント by TRAINTRAIN — 2005/12/25 日曜日 @ 22:44:33
リンク貼りました.
コメント by Shuji Kamano — 2006/4/6 木曜日 @ 7:49:05